プーケット空港を利用する際、国際線の待ち時間を有効に過ごすためのラウンジとして、「Coral Premium Departure Lounge」を訪問しました。今回はプライオリティパスを利用して複数のラウンジを回る予定でしたが、残念ながら「Coral Executive Lounge」は営業時間外で利用できず、「Coral Premium Departure Lounge」のみを利用しました。本記事では、実際の訪問体験を通じて、ラウンジへのアクセス、提供フード、施設内容などについて詳しくご紹介します。
Coralラウンジへのアクセス
「Coral Premium Departure Lounge」の場所は分かり辛いので、初めて訪問する際は注意が必要です。当該ラウンジは保安審査通過後の制限エリア内にあり、出国手続きを済ませた後に出発エリア3階のゲート11を目指して進みます。ゲート11を左手に更に直進していくと屋外に繋がる扉が現れるので、一度屋外に出てすぐ右手にある区画が「Coral Premium Departure Lounge」となります。屋外に繋がる扉の先にはバーガーキングがありますので、ゲート11を通過後はバーガーキングを目指して進んで行くと迷子にならず到着できます。
プーケット空港の出発エリアでは館内マップがないため、ラウンジにたどり着くのが難しいかもしれません。標識を確認しつつ、迷った場合は空港スタッフに尋ねるのが賢明です。
フレッシュなサラダが嬉しいフード提供
「Coral Premium Departure Lounge」は、豪華さなどはなくカジュアルな内容ではありますがフライト前の休憩には十分なフードとドリンクの提供でがあります。ビュッフェ形式で提供される料理は、タイ料理を中心に軽食やデザートも充実しており、バラエティ豊かなメニューが楽しめます。
タイ風チャーハンである「カオパッド」をはじめとしてタイ料理も数種類ありましたので、タイ料理がお好きな方は出国前の貴重な食べ納め機会となりますね。旅行中には不足しがちな野菜を一気に摂取できる、サラダも揃っておりました。その中でもパプリカは新鮮で非常に美味しく、おかわりもしてしまいました。また、食後には新鮮なフルーツ(スイカやドラゴンフルーツ)やヨーグルト、デザートも用意されており、ラウンジ内でゆっくりと過ごすことができます。
ドリンクもコーラやスプライトなどのソフトドリンクに加え、紅茶やコーヒーも揃っていました。ただし、ビールなどのアルコール類はビュッフェ台にはなく、カウンターでスタッフに頼む形式のようです。
Coral Premium Departure Loungeの施設内容
ラウンジ内は、落ち着いた明るい空間が広がっています。フロアにはハイカウンター席、テーブル席と複数の座席オプションが用意されており、快適に過ごせる環境が整っています。ハイカウンター席にはコンセントも用意されており、PC作業をされている方なども見受けられました。もちろんWi-Fiも提供がありましたよ。
ラウンジ全体は清潔感があり、スタッフの対応も非常に親切です。航空会社ラウンジの様な豪華さは無いものの、旅行者がリラックスできるよう配慮されたインテリアや照明が特徴で、国際線の搭乗前に疲れを癒すには最適な場所です。
他のラウンジについて
前述のとおり、プーケット空港国際線のプライオリティパス対応ラウンジには「Coral Executive Lounge」というもう1つのプライオリティパス対応ラウンジがありますが、今回は営業時間の関係で利用できませんでした。「Coral Executive Lounge」も他記事を参考にする限りでは、同様に良いサービスを提供しており、選択肢が増えることは旅行者にとってのメリットです。加えて「Coral Premium Departure Lounge」よりコンパクトなラウンジであるもののタイ航空 Royal Orchid Loungeもあり、入室資格をお持ちの方はラウンジホッピングも楽しむことができます。
まとめ
「Coral Premium Departure Lounge」は肩肘張らずにのんびりできるカジュアルな空間ですので、プーケット空港で国際線を利用する際はぜひ利用を検討してみてください。フードも日本国内のプライオリティパス対応ラウンジと比較すると充実度もありますし、何よりプライオリティパスで無料利用できる点は利用する大きな理由です。(正直な感想では、もし有償利用であれば利用はしなくていいかなといったところです。)
旅行予定の皆さんがプーケット空港でのラウンジ利用を最大限に活用できるよう、この情報が役立つことを願っています。