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ヒルトン バケーション クラブの説明会に参加してみた|ハワイ3泊無料特典の実態とは?

Hilton(ヒルトン)

マリオット・バケーションクラブのオーナーとして、タイムシェアの魅力を堪能する私たち夫婦。次なる選択肢として気になっていたのが「ヒルトングランドバケーションズ」でした。

実際の使い勝手や、ハワイでの予約の取りやすさ、さらにはマリオットとの違いなど、ネットだけでは分からないリアルな情報を知るために、思い切ってヒルトンのバケーションクラブ説明会に参加してみることにしました。本記事では、説明会で得たリアルな情報と体験をもとに、仕組みや魅力を詳しくご紹介していきます。

マリオットバケーションクラブの説明会も下記でまとめていますので、併せて是非ご覧ください。

ヒルトングランドバケーションズ(HGV)の概要

ヒルトングランドバケーションズ(以下HGV)は、世界中で展開するヒルトン系列のタイムシェア型バケーションオーナーシップです。リゾート滞在を「所有」するという新しいスタイルで、ゆとりある非日常空間を何度でも、好きなときに楽しめるのが最大の魅力です。

HGVの歴史と拡大実績

ヒルトンは1919年にアメリカで創業され、1992年にはタイムシェア事業としてHGVがスタート。以降、世界各地に直営・提携リゾートを拡大し、2024年には「ブルーグリーン・バケーションズ」の統合し業界のリーディングカンパニーとして広く展開を行なっています。

特にハワイに強みがあり、家族旅行からカップル旅行まで幅広いニーズに対応可能で現在では下記規模まで実績拡大がされています。

2025年1月現在 HGV拡大実績
  • 全世界のメンバー数:約72万組
  • 日本のメンバー数:約7万5千組
  • 直営リゾート数:200施設
  • 提携リゾート数:12,600ヶ所以上

3つのブランド構成と特徴

HGVは3つのブランドラインで構成されており、それぞれに異なるライフスタイルにフィットする滞在体験を提供しています。

  • Hilton Club:都会の中心地などの一等地で、洗練された上質なバケーション体験
  • Hilton Grand Vacations Club:一流リゾート地の贅沢な施設で、暮らすようにリゾートを満喫できる
  • Hilton Vacation Club:家族旅行にぴったりのリゾート型施設を多数展開

いずれのブランドも相互に交換利用が可能で、HGV会員であれば、世界中のリゾートを自由に使い分けることができます。

所有は1週間単位、柔軟なポイント制度で運用

HGVでは、リゾートの「1週間単位」での所有が基本。その所有分に応じてクラブポイントが付与され、ポイント制で宿泊先を柔軟に選べます。以下のような特徴があります:

  • 所有権は不動産登記される
  • ポイント利用先は12,800ヶ所以上
  • RCI(会員制交換ネットワーク)やクラブパートナーズとも提携

また、使わない年はポイントを翌年に繰り越したり、前借りして大型旅行に使うことも可能です。ポイントの使い勝手が非常に高く、国内外の旅行スタイルに柔軟に対応できます。

ヒルトンの説明会って実際どんな感じ?体験談で徹底レポート!

説明会参加までの流れ(申込後の電話確認有)

今回私たちはクレジットカード会社経由でメール案内を受け、説明会申し込みを行いました。メール受信後、WEB申し込みフォームから申し込むと、数日後に電話での15分ほどの事前確認案内があります。ここでは説明会の概要、参加者情報の確認、予約日程の調整などを説明されました。

特典目当ての方も安心して参加できるよう、非常に丁寧な案内でした。日本国内で開催される説明会については以下概要です。

  1. 説明会参加の希望申込
    • 案内受取方法:
      • 営業電話
      • ダイレクトメール
      • メール
      • ヒルトンホテルや空港での声かけ
  2. お電話での参加案内
    • 説明会への参加申込後、HGVより「当日のご案内」として電話確認が入ります。ここでは、参加条件を満たしているかの確認を中心とした案内がございますので説明会参加申込前に下記説明会参加条件を事前確認しておきましょう。
  3. 説明会開催
    • 上記を経て、当日説明会に参加し詳細の商品紹介などのプレゼンテーションを受ける事となります。

説明会参加条件

  1. 配偶者がいる場合、夫婦二人で約90分のプレゼンテーションを受ける事
  2. 年齢:20歳以上
  3. 年収:750万円以上
  4. 販売説明会のご参加が4回目以内

説明会の場所・流れ・所要時間

私が参加したのは日比谷にあるセールスブースです。日比谷以外にも、新宿・横浜・舞浜・名古屋・大阪・福岡・札幌・沖縄にも説明会会場がある様で、マリオットと比較し選択肢多く説明会参加がしやすい点は魅力です。

入り口で受付後、まずは本人確認書類を提出。その後、個別ブースに案内され、軽いアンケートを記入したのち営業担当者から1対1で説明を受けました。説明内容は以下の通り:

  • タイムシェアの基本的な仕組み
  • ポイントの使い方(予約・繰越・前借り・現金宿泊など)
  • 現在の購入可能物件の紹介、営業
  • 利用権のみのプランの案内、営業
  • HGV体験宿泊パッケージの紹介、営業

全体で約90分ほどのスケジュールで進行し、無理に引き留められることもなく終了しました。

営業スタッフの勧誘は強引?

最初に対応してくれた営業担当者とその上司の責任者は、非常にフラットで誠実な印象。無理に契約を迫るような様子はなく、質問にも丁寧に答えてくれました。

ただしHGV案内終了後、説明会特典付与時に案内される「HGV体験宿泊パッケージ(お得な体験宿泊プラン)」の案内担当者は、断った途端に態度が急変。やや残念な気持ちになったのも事実です。

説明会参加メリットはハワイ3泊無料などの特典付与

特典は「ハワイ3泊無料」or「ヒルトンホテルお食事券15,000円分」から選択

説明会参加の特典は、「ハワイ3泊無料」または「ヒルトンホテルで使える15,000円分のお食事券」から選べる仕組み。特典は後日、申請手続きを経て利用でき、繁忙期や一部除外日がある点には注意が必要です。

私たちは保有しているマリオットバケーションクラブでハワイへ宿泊予定があった為、ヒルトンお食事券を選択しました。それぞれの特典概要は下表をご参考くださいね。

選べる特典ハワイ3泊無料ヒルトンお食事券
概要ヒルトン系列ホテルに3泊無料で宿泊ヒルトン系列レストランで15,000円分利用可能
対象施設・オアフ島:ダブルツリー/ガーデンインなど
・ハワイ島:オーシャンタワー HGV
国内のヒルトン系列ホテル直営レストラン
利用条件希望日程に空室がある場合説明会参加後にデジタルギフト受取
注意点・オアフ島のホテルは指定不可
・オナーズ特典併用不可
・有効期限・対象レストランの事前確認を推奨
・ヒルトンカード割引特典との併用不可

ハワイ3泊無料特典の実態と注意点

営業担当の方によると、「ハワイ3泊」の特典を選ばれる方が多い様ですが、いくつかの条件と注意点が存在するようです。特に下記の様に設定されている、期限などの条件が厳しく、ハワイ無料宿泊特典を希望する場合は旅行予定と併せて計画的なタイミングを慎重に見極めたいところです。

ハワイ無料宿泊特典について
  • 予約期限:特典受取後、60日以内
  • 利用期限:特典受取後、12ヶ月目の月末以内
  • その他注意点:
    • 繁忙期は追加料金が発生する可能性有(年末年始は特典利用対象外)
    • 宿泊人数は大人2名が無料対象。大人3名以上となる場合、追加料金が発生
    • 宿泊希望日の空き状況により希望通りの予約が取れない可能性あり
    • 予約は特設窓口を通じて行う必要がある

加えて、現地でのリゾートフィーや、駐車場料金などは自己負担となるため、「完全無料」ではない点も事前に把握しておくべきです。

それでも、通常価格で1泊4〜5万円かかるヒルトン系列の人気ホテルに3泊無料で宿泊できるのは大きな魅力。説明会の参加条件を満たしているなら、トライする価値は十分にある特典といえるでしょう。

ヒルトングランドバケーションズの魅力と注意点など実態を解説

HGVの魅力・メリット

HGVの魅力のひとつは、なんといってもその拠点数の多さです。特に人気のハワイには、オアフ島・ハワイ島を中心に多数の直営リゾートを展開しており、ワイキキの中心部でも複数の物件が利用可能。ゴールデンウィークや年末年始といった混雑期でも比較的予約が取りやすいのが特長との案内が印象に残っています。

また、ヒルトンのタイムシェアは日本国内の施設も充実しています。小田原、沖縄・瀬底島などにあるリゾートでは、長期滞在にも最適で国内で気軽にバケーションを楽しみたい方にもぴったりの選択肢といえるでしょう。長期的な契約のタイムシェアでは、家族構成の変化や情勢の変化など海外渡航が制限されるタイミングも発生する可能性が高く、その様な場合にも国内利用ができる点は大変魅力に感じました。

さらに、日本語での予約・サポート体制も非常に手厚く、タイムシェア初心者にも安心という点を営業担当は強くアピールしていました。専用の日本語予約サイトやカスタマーサポートが用意されており、英語に不安のある方でも問題なく運用できるとの事です。こうしたきめ細やかなサービスが、ヒルトンタイムシェアが日本人に選ばれる理由のひとつです。

HGVの注意点・デメリット

多くの魅力があるHGVですが、注意すべき点も存在します。まず最も大きなポイントは「コスト面」です。物件購入にあたっては、数百万円から場合によっては数千万円という高額な費用がかかる上、HGVが提供するローンプランの金利は15%を超えます。高金利のローンを利用するよりも、できれば現金での一括購入を検討したいところですが、説明会では積極的にローン利用を勧められることもあるため注意が必要です。

さらに、ランニングコストや手数料も見逃せません。タイムシェアでは年間の管理費だけで数十万円ほどかかるプランも存在しますが、HGVではこれに加えてポイントの繰越や提携リゾートの利用など、各種オプションを利用する際には細かな手数料が発生します。便利に活用しようとすればするほど、管理費以外のコストも膨らんでいく可能性があるため、事前にしっかりと料金体系を確認しておくことが重要です。

マリオットバケーションクラブとの比較

マリオットオーナーとしての経験から、マリオットバケーションクラブと比較して下記に強く印象を持ちました。

  • 国内施設があるため、海外渡航が厳しい際にもタイムシェアとしての利便性は高い
  • ポイント制度・利用ルールが分かりやすい反面、工夫を重ねてお得に使う範囲は狭い
  • 分割支払い金利が約15%とカードローン並みの高さ(営業担当は現金一括を否定し、分割契約を進めてくる為要注意)

コスト面はもちろん工夫活用範囲の広さを鑑みて、一旦はHGVの契約は見送り、マリオットバケーションクラブの増資を検討する方向としています。より詳しいマリオットバケーションクラブの説明会状況については、以下の記事でも解説しています。

まとめ:説明会参加すべき人・HGV向かない人の特徴まとめ

総じてHGVの説明会は、特典目当ての参加でも十分価値のある体験です。確かにタイムシェアは高額な買い物であり、仕組みも複雑に見えるかもしれません。しかし、実際に説明を聞き、特典宿泊で施設を体験することで、そのメリットとデメリットを自分のライフスタイルに照らし合わせて検討できます。

毎年のバケーションをもっと快適に、そして計画的に楽しみたい人にとって、HGVは魅力的な選択肢のひとつ。反対に、自由度の高い旅行スタイルやコストを抑えたい方には不向きな場合もあります。

まずは気軽に説明会に参加し、「自分にとってタイムシェアは本当に価値があるのか?」を見極める。その一歩を踏み出すことで、理想のバケーションライフが近づくかもしれません。

こんな人に説明会参加をおすすめ

  • 説明会参加特典でお得さを享受したい人:ハワイ3泊無料宿泊やヒルトンホテルでのお食事券が得れる
  • 毎年ハワイ旅行を計画している人:宿泊費を長期的に節約でき、人気エリアでも宿泊選択肢を拡大できる
  • 家族やグループ旅行を重視する人:広々としたコンドミニアムでゆったり過ごせるため、家族連れにも最適
  • 旅行計画に安定性と予約確実性を求める人:通常のホテル予約に比べて、混雑シーズンでも部屋が確保しやすい
  • 英語に不安があるが、海外旅行が好きな人:日本語でのサポートがあり、安心してタイムシェアを活用可能

HGV購入が向かない人

  • 初期費用や維持費をできるだけ抑えたい人:数百万円以上の購入費や、毎年数十万円の管理費がネックとなる可能性
  • 旅行スタイルが毎年異なる人:状況に応じて柔軟な旅行をアレンジしたい場合、タイムシェアの特徴が負担に感じられることも
  • 細かな手数料やシステムの複雑さに抵抗がある人:ポイントの使い方や手数料の発生など、仕組みが煩雑で手間を感じやすい

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